いつも手仕事工房 丹をお引き立ていただき、ありがとうございます。
ここ梶原の地に移転をして1年になろうとしています。
皆さまに暖かく受け入れていただき、この日が迎えられることの感謝の気持ちをこめて、
酒と器を楽しむ会を企画いたしました。
当日は鎌倉の山々の山桜も美しい頃になろうかと思います。
ぜひお出かけください。
日時:2011年3月26日(土)午後2時より
会場:手仕事工房 丹(あき)
会費:2000円
定員:15名(予約制)
用意の都合上、ご予約をお願いいたします。
また、定員になり次第、締め切らせていただきます。
横須賀市追浜の
掛田商店社長 掛田薫さんの選んだ本日のお酒のお話を聞いた後、
手仕事工房 丹にある酒器と旬のおつまみでお楽しみいただきます。
午後3時から午後5時までは、
同じお酒をご予約以外の方にもお楽しみいただけます。
(3種類のお酒のみ 800円)
詳しくは、丹の
ホームページをご覧ください。
ご愛用の酒器がありましたら、ご持参ください。
当日ご紹介するお酒は以下のようになります。
会津娘 芳醇純米 生酒/高橋庄作商店(福島)
その土地の人が、その土地の原料で、その土地の方法で造る。
そんな地酒の原点とも言える土産土法という方法で、お酒を造る高橋庄作商店。
会津の門田にある蔵の前は、無農薬でつくる自家田。鯉を田んぼに離して、除草しています。
蔵元でもある杜氏の高橋亘氏は、農家がつくる米のありがたみを知るゆえに、
米の旨味をすなおに感じられる純米酒にこだわり、
大吟醸などお米を削りすぎる造りは、米を思うゆえに造っていません。
ほっと懐かしい味わいは、お燗で飲んで奥深さを感じるお酒。
十四代 出羽燦々 純米/高木酒造(山形)
山形県の中でもとくに雪深いことで有名な、村山にある高木酒造。
十五代目の蔵元兼杜氏である高木顕統氏が醸すお酒は、
日本酒の世界に画期的な一時代を築きましたが、
その名声は今も深く知られています。
華やかな香りと米の旨味が感じられるこのお酒は、
長い間、日本酒ファンの中でカリスマ的な人気のお酒です。
奥能登の白菊 純米そのまんま/白藤酒造店(石川)
石川県輪島の朝市の通りの奥にある、家族で営む小さな蔵。
九代目蔵元の白藤喜一氏が杜氏として、同じく酒の造り手である元同級生の妻とともに醸しています。
能登の地震の時には、蔵は半壊。危機的な状況にありましたが、
日本中のファンの応援で、次の造りには再興することができました。
お燗酒としてもおいしく、きりっとした酸味で口当たりのさわやかなお酒。
自然の滓の入ったそのまんま純米は、渋くなりがちな新酒をまろやかに感じさせます。
併せて、酒の肴としてこのまま食べられるお味噌もご紹介します。
星六味噌こだわり味噌3年/星六味噌(新潟)
人に安全なものを食べさせたい。良心に基づくものつくりをしたい。
有機といったこだわりの仕事は、必ず食べる人に伝わるはずだ。
そんな純粋な気持ちで、昔ながらの製法と国産有機原材料を使用し、
安全と美味しさを追求する星六味噌の星野氏。
彼のコンセプトは、ダシをいれなくても旨みが豊かで、
みそ汁を頂いた方がほっと、懐かしい気持ちになる味噌を造ることだそう。
JAS認証米秋田県産ひとめぼれ、秋田県産大豆リュウホウ、赤伊豆大島の塩「海の精」、
そんなこだわりの原材料と、中越地震で知られた山古志村で造られていた豆麹を米麹と併用して、味噌を仕込んでいます。
豆麹の味噌は味噌の旨みを複雑に深め、越後の伝統的な食を引き継ぐ味を生み出します。
自分のためのオール有機ではなく、日本の伝統食のもつ本来の豊かさを感じてほしい一品です。
ご予約、お問い合わせは、
手仕事工房 丹(あき)
247-0063神奈川県鎌倉市梶原3-21-3
Tel/Fax:0467-67-3523
E-Mail:info.akikamakura@gmail.com
協賛:
つくる人の心を伝える店 地酒・伝統食品 掛田商店株式会社掛田商店 社長 掛田 薫氏
横須賀追浜に、つくる人の心を伝える店「掛田商店」を営む。
「掛田商店」は酒・発酵食品などの伝統食品を扱い、
ほとんどの商品を生産者から直接仕入れている。
日本酒は140銘柄、1000アイテムを数える扱いがあり、
粋楽会(現在休止中)をはじめ、蔵元を囲む酒の会を多数開催している。